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司法書士会の研修に行ってきました

23日(水)、東京司法書士会の研修に行ってきまし

た。


テーマは「敷金、賃貸、明け渡しトラブル110番」で、4/27に行われる平成20年度第1回常設法律相談員研修という位置づけです。
(僕も陪席相談員の申し込みをしていたのですが、申し込みが遅かったため、先着順に漏れてしまいました。ただ、無料相談員の登録だけは手続きを済ませました。)

内容としては、主に、不動産の賃借人からの相談を想定した、契約満了時の敷金の取り戻し等に関する最近の判例動向についての解説です。

 恥ずかしながら、敷金は、現在の判例では、全額取り戻すことができるということを初めて知りました。取引慣行として一般的に運用されており、原状回復のための修繕費に充当されるというのが常識的な考え方、ルールだと思いますが、そうではないようです。

 原状回復については、国のガイドラインというのが策定されており、
①経年劣化による損耗
②通常使用によって生じる損耗
③賃借人の故意・過失、善管注意義務違反等通常の使用を超えるような使用による損耗
 のうち、①と②は貸主負担とすべきと定められています。

 このガイドラインは、法規範として主張できるものではありませんが、平成17年の最高裁の判例でも「通常損耗について賃借人の原状回復を負わせるのは賃借人に予期していない特別の負担を課すことになる」としており、この論点についは決着済みとの認識でよいようです。
(無論、個別の争いの中では、②と③のいずれに該当するのか争われることになりますが。)
 
 また、当該判例では、通常損耗について、原則を曲げて賃借人負担とするためには特約が必要で、かつ特約が明確に合意されていることをもとめています。
 本事案では、相手方である貸主は、大阪府の住宅供給公社であり、通常損耗について賃借人負担とする特約についてきちんと書類を作成し、それなりに丁寧に賃借人への説明を行っていたにもかかわらず、貸主側の主張が斥けられており、「特約についての明確な合意」にはそれなりの厳格性が要求されるようです。

 関西地方で慣例的に実施されている「敷引き」、敷金と同様の趣旨で設定されている「保証金」についても、賃借人有利の判例があり、やはり決着済みとのこと。
 (但し、「敷引き」については、金額のうち一部を有効とする判例もあり、ややまだら模様。)
 
 唯一、決着が付いていないのが「更新料」で、賃借人有利の判例、賃貸人有利の判例の両方あるとのこと。
 現在も2つの裁判が進行中で、両方とも最高裁までいくでしょうとのことでした。 

 数年前に賃貸アパートを退去した経験があるのですが、その際は(独身時代だったのでまあ使い方も荒っぽかったのは事実ですが)、賃貸業者の言いなりで、敷金全額を修繕費に充当してしまいました。「本来であれば、追加で費用を徴収させてもらうところだが」とまで言われた記憶があります。
 当時は未だ敷金全額返還は当たり前という風潮がなかったとはいえ、今から思い返すと悔しい限りですね。

 それでは。
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「ティッピング・ポイント」を読みました。

「ティッピング・ポイント」を読みました。
(フォトリーディング5回、マインドマップ1枚)

先日、ブログに書いた「第1感」のマルコム・グラッドウェルの著書です。
(この本の方が先に出版されている)

とくかくこの人の本はほんとにおもしろいです。

ティッピング・ポイントとは、「あるアイディアや流行もしくは社会的行動が敷居を越えて一気に流れ出し、野火のように広がる歴史的瞬間」のことです。

‘爆発的な感染’という現象について、性病感染、あるブランドシューズの流行、ニューヨーク市犯罪率の低下、セサミストリートの人気番組化などの事例をもとに、共通する三つの法則を導き出すという内容で、「へぇ~」という話が満載です。
 その法則とは、「少数者の法則」「粘りの要素」「背景の力」の3つです。

 とくにおもしろいのは「少数者の法則」で、口コミ感染を始動する特別の才能を持つ人々、具体的には、「媒介者(コネクター)」「情報通(メイヴン)」「説得者(セールスマン)」が揃うことで爆発的な感染が引き起こされるとのこと。

 「媒介者(コネクター)」は、とにかく広いネットワークを持っている人。
「情報通(メイヴン)」は、とにかく、専門家をも凌ぐレベルの消費、市場にまつわる広範囲かつ有用な情報を持っており、自分の知識が人の役に立つことをこの上なく幸せに感じる人。
「説得者(セールスマン)」は、強い感染力をごく自然に発揮できる説得のプロ。

「説得者(セールスマン)」に関する記述でおもしろかったのは、その才能は、話す内容にではなく、話をする際のちょっとした表情に影響を受ける要素が大きいということ。
僅か四秒半の夫婦子供の三人家族の会話を45分の1コマに切り分けて観察した人がいて、その分析によると人は会話する際に、話をしたり聴いたりするだけではなく、話す際のしぐさ、動作、会話のリズムが同調しているそうです。つまり人は人に無意識に同調するということです。
もうひとつおもしろい実験は、学生を2グループに分けて、一方には頭を縦に振らせながら、他方には頭を左右に振らせながらロックミュージックを聴かせた後で、学費の値上げに関する演説を聞かせ、その是非を質問したところ、縦に振ったグループは学費の値上げに賛成し、頭を左右に振ったグループは値上げに強行に反対するという結果が出たそうです。(無論、学生には実験の目的は知らせていない)

このあたりの話は、「第1感」へのつながりを感じさせる内容ですね。

「第1感」もそうですが、些細なちょっとしたことが人の意識、行動に大きな影響を及ぼすという一般的には考えられないようなことが実は多く存在しているということですね。

ちなみに、この本は、日本では2000年に出版されているのですが、「ティッピング・ポイント」という書名では何のことやらわからず、売れなかったのか、1年後には「なぜあの商品は急に売れ出したのか 口コミ感染の法則」という書名で、同じ出版社から内容をコンパクトにしたかたちで再出版されています。
(ちなみに僕は、この二つが違う本だと思って、両方を同時に図書館で借りました・・)
その書名からも分かるとおり、マーケティングの本として読んでもとても示唆に富む本だと思います。

口コミを活用するには、単にネットワークを広げるだけでなく、「媒介者(コネクター)」「情報通(メイヴン)」「説得者(セールスマン)」を抑える必要があるのですね。

開業にあたって、この知識を現実的に使えるかどうかわかりませんが、参考にしたいと思います。

それでは。

ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すかティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか
(2000/02)
マルコム グラッドウェル

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司法書士の集まりに参加しました(2)

さて、今日は、開業後に中心に据える分野についての考察です。

 クレサラを中心に業務を行っている方にお聞きしたところクレサラは下火とのことです。
 法改正の影響もありますが、既にやり尽くして、顧客(すなわち借金で苦労している人)が少なくなっているようです。
 また、クレサラをやるのであれば簡裁訴訟代理の認定は必須(ないと貸し手から相手にされないようです)とのことで、しばらくは認定研修の時間をとれないので、この分野は難しそうです。

 成年後見については、まだ手探りで仕事を進めているような状況で、全員がスタートラインに立ってヨーイドンの状態とのこと。
 先行者にアドバンテージが少ない分、これから開業する司法書士にも充分チャンスがある領域のようですし、成年後見を希望する司法書士が少ないため、競争が少ないという意味でも取り組む価値はありそうです。
 収入面は良くわかりませんが、先輩の一人は「まあ食えると思う」と仰ってました。
(「食える」というのはどの程度の稼ぎを意味するのでしょうか?)

 何人かの方に企業法務はどうですか?と聞いてみましたが、都心ではあるが、それ以外の地域では殆ど案件はないとの回答でした。 
 僕としては、最も興味がある分野なのですが、僕が登録した地域の司法書士の方々は、やはり登記(それも不動産)が中心のようで、どなたも全くそういったアプローチを考えていないようでした。
 確かにM&Aのような大掛かりな仕事はないと思いますが、中小企業をターゲットにすれば、ワンストップの法務相談窓口ような存在に対するニーズがありそうな気がします。
  企業法務という角度から仕事を広げている方がいないがゆえに、そこを自分のセールスポイントにして競争優位のポジションを確立することができるのではないか、それが戦略になるのではないかと漠然と考えています。

 また、とくに中小企業では人事労務がらみのニーズはあるのではないかと思います。
 無論この分野は社会保険労務士の領域ですが、ここで付加価値をつけて司法書士業務につなげていく余地はあるのではないかと。

 他の司法書士の方々もそうですが、司法書士になる前のバックグランドを活かして専門領域をつくる方が効果的のようで、僕的には、企業での人事労務の経験があるということを売りにできないかと思っています。

 と、いろいろと考えましたが、どうやって実行に移すか、そのための具体的な行動をどう設定するか、これがとても大きな課題です。
 
 それでは今日はこのあたりで

司法書士の集まりに参加しました。

先日、司法書士の集まりに参加しました。

懇親会に参加した方々とは、直接お話させていただくことができたのですが、皆さんとても気さくな方々でした。そして、良く働いて、良く遊ぶという印象です。

さて、まず僕的に一番聞いてみたかった開業時の顧客開拓について。

企業からの仕事は、税理士から紹介されることが多いそうです。
開業後に地域の税理士に挨拶状を出すというのがひとつのパターンのようですが、税理士の数は、司法書士の6倍で、挨拶状の数も半端ではないようです。ただ逆に言えば一人の司法書士につき税理士6人という割合であり、可能性はあるということですし、一方で、最低でも6人の税理士をつかまえなければ話にならないということです。

また、ある方は、銀行、不動産業者に対して、開業の挨拶に回って、いわゆる飛込みの営業をしても、殆ど効果がなかったと仰っていました。当然のことながら既にお抱えがいて、他の司法書士に乗り換えることは期待できないのでしょう。バブル時のように仕事が列をなして待っているときであれば別でしょうが・・。

そして、分かったことは、それぞれの開業前のバックグランドに応じて開業後の状況も異なるという至極当たりまえのことです。

やはり多いのは、補助者経験者です。
若くして合格したもののあえて補助者で経験を積んだケース、補助者をやりながら試験に挑戦して、晴れて開業したケースなど、いろいろですが、開業後、すぐに顧客を掴んで不動産登記中心にバリバリやっているという印象です。

事前に補助者の経験がなく、配属研修だけ受けて開業した方も2名いらっしゃいました。その1名の方は、わからないことは、司法書士の仲間に聞いて覚えたそうで、とにかく法務局に行けば誰かいるからわかないことはそこで聞けばいいと腹をくくっていたそうです。
またもう一方の方は、親類に税理士開業されている方がいらっしゃるとのことで、そこから仕事を広げて、今や不動者業者を顧客にバリバリ仕事をしている印象でした。

過去の金融関係の業務経験を活かしてクレサラ中心に活躍している方もいらっしゃいました。この方は登記はあまりやっていないようで、今後は成年後見に力を入れていきたいと仰ってました。成年後見の現状の取扱い件数をお聞きしたら6件とのことでした。

さて、直接、現役司法書士の方々と触れ合う機会があり、いくつか参考になる話を聞くことができました。これを踏まえ、次回は、自分としてどの分野を中心に、どのような司法書士活動を目指していくのかについて考察してみたいと思います。

それでは。

マーケティングの本

F・コトラーの「マーケティングコンセプト」を読みました。
(フォトリーディング5回、マンイドマップ1枚)
図書館で、本を借りてきた本です。

マーケティングについては、会社の昇格試験の際に指定のテキストを読んだことがあるぐらいで(しかもそのときは、義務感しかなかったため)、ほとんど知識がありません。開業にあたっては、必須の知識ですので、一度、体系的にインプットしたいと考えていました。

F・コトラーの著書の中では、最初は「マーケティングマネジメント基本編」を読むべきなのでしょうが、残念ながら貸し出し中でしたので、本書と「戦略的マーケティング」を借りてきました。

本書の構成は、マーケティングを考える上で最も重要な80のコンセプトについて解説を行うというもので、初心者が体系的に勉強するためには、あまり向いていませんが、フレームワークを獲得するという意味では、有用な知識の蓄積を図ることができたと思います。

いくつか、司法書士業の参考にしたいコンセプト、気づきがありましたので、あげてみます。

・4Pから4Cへ
 製品⇒顧客価値、価格⇒顧客コスト、流通⇒利便性、プロモーション⇒コミュニケーション
 *顧客側に立った発想をしなければならないということだと理解しました。

・戦略の3V→戦略的なポジショニングの確立
 標的市場と標的ニーズの定義
 魅力的な価値提案の策定
 独自の供給ネットワークの整備
 *司法書士業にとってはどれも必要な要素ですね。

・個別市場の定義
 *上記の標的市場、ニーズという考え方もそうですが、「登記」「成年後見」「クレサラ」といった一般的な業務分類から一歩踏み込んだ定義をする必要があるということですね。

・産業の再定義
 *例えば、「会社設立の登記手続きを担う」から「会社設立を支援する」という発想をするということなのだと思います。司法書士の仕事全般を再定義すると?考えてみたいと思います。

・ネット
 短時間でのダウンロード
 初期画面はすっきりわかりやすく
 明確な情報
 不要な広告なし
 
・顧客
 顧客を’大切に扱う’ということは’平等に扱う’ということではない

・顧客維持率の向上
 新規顧客開拓には既存顧客維持のコストの5~10倍かかる
 顧客一人あたりの利益は維持された顧客の生涯を通じて増加する傾向にある

・サービスの3つのF
 迅速・柔軟・親切

早く自分で実践してこうした知識を検証したいですね。それでは。


コトラーのマーケティング・コンセプトコトラーのマーケティング・コンセプト
(2003/05/02)
フィリップ・コトラー、恩藏 直人 他

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司法書士の皆さんと

近々、司法書士の、とある集まりに出席することになりました。せっかくの機会ですし、懇親会もセットされているとのことですので、事前に、先輩の皆様方に質問したい項目、ポイントについて頭の中を整理しておこうと思っています。

現状はまだ何も(ほんとに何も)わかっていないので、聞きたいことはやまほどありますし、それ以外に聞いておいた方がよいことがあるのかどうかすら把握できていない状況です。
とりあえずは、今思いつくことをひとつづつお聞きして、ノウハウを増やしていきたいと考えていますが、さしあたっては、やはり顧客開拓のやり方については聞いてみたいですね。

仕事の関係で弁護士の方とは話をした(というか相談ですね)ことはありますし、お酒の席を供にしたこともありますが、司法書士の方とは、一緒に飲んだことはないのはもちろんのこと、話をしたこともないので、楽しみです。

とにかく、ないないづくしの自分にとってはとっても貴重な機会ですので、有意義な時間にしたいと思います。

その内容は、後日、記事にできればと。それでは。

第1感を読んで(2)

前回に引き続き「第1感」について。

印象に残ったことをいくつかあげたいと思います。

プライミング効果。
無意識(潜在意識)が知らず知らずのうちに外界の影響を受けるという現象です。
例えば、文章を並べ替えるというゲームを行って、並び替える文章が疲れた老人を連想させるものであった場合、参加者は、ゲーム終了に部屋を出て行く際に背中が曲がって肩を落とした様子で歩くという現象が起こるとのことで、自分でも気づかないうちに、文章の内容に影響を受けるということが起こるようです。

感情は顔の表情からはじまる。
ポールエクマンという心理学者は、顔の表情を、動く筋肉、動き方の組み合わせをパターン化することで3000種類に特定することで、人の心を読むマニュアルをつくりだしたそうです。
さらに驚くべきことに、一般的には、怒りの感情が怒った顔の表情を生み出すと考えられていますが、実際は、順番が逆で、怒りの表情をすることが怒りの感情を引き出そうです。(そういえば、昔、竹中直人のギャグで、「笑いながら怒る人」というのがあったのを思い出しました)
また、顔の表情は自発的なものと自分の意志で制御できない非自発的なものがあるそうで、後者は束の間の「かすかな表情」として表れ、例えば、自殺を決意した人の表情に一瞬よぎる深い絶望の表情など、人の心をよむ場面では、決定的に重要なヒントになることもあるそうです。
人は、無意識に、相手方のちょっとした表情の変化を察知して、様々なことを読み取っているのですね。

瞬時の判断力。
瞬時の判断をする上では、言語への情報の書き換えや情報過多は、むしろ邪魔になることがあるようです。また、瞬時の判断力は、あらかじめ、その発揮が必要な局面におけるルールを決めておいて、リハーサルを繰り返すことで鍛えることができるとのこと(例えば戦闘地域での判断など)。

総じてわかったことは、人は瞬間の情報処理で、多くの、重要な判断を下しており、しかも、それは無意識に(自動操縦モードで)行われているということ。さらには、情報が多くある場合よりも余計なものをそぎ落として限定された情報から判断した方が、妥当な判断ができる場合が多くあるということです。
無論、瞬間の判断が間違っていることも多くあり(見た目の罠、先入観など)、第1感を信用してよい場合といけない場合を区別して、活用することが必要であることは言うまでもありませんが。

とにかくとっても面白い本ですので、未だ読んでいない方がいればぜひぜひ。

それでは。

第1感  「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)
(2006/02/23)
M・グラッドウェル

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「第1感」最初の2秒の何となくがただしい を読みました

「「第1感」最初の2秒の何となくがただしい」を読みました。

既によく知れ渡っている本なので、今さらながらという感じですが(これまで取り上げた本もそうですが・・)、評判通りの素晴らしい本でした。

池谷裕二さんの「進化しすぎた脳」を読んで、人の活動は、想像以上に無意識になされることが多いということを知りましたが、「第1感」の中で紹介されている豊富な事例を通してそのことを実感することができました。

これらの本を読むまでは、日常的に様々な考えを意識的に取捨選択しながら生きていると思い込んでいた(というかそのこと疑ってもいなかった)のですが、実は“潜在意識”の影響が大きいということを知りました。(要は“パラダイム”ですね)

自分の頭にすり込む意味で、何回かに分けて本の内容と感想を記事にしていきたいと思います。

まずは“輪切り”について。
「様々な状況、行動パターンをごく断片的な観察から読み取って瞬間的かつ無意識のうちに認識する能力」

事例として紹介されているのが、数組の夫婦の喧嘩を録画したビデオを見て15年後にどの夫婦が離婚するかあてることができるというものです。その確率は、15分の会話であれば90%、1時間分の会話であればなんと95%というから驚きです。
これはアメリカの心理学者が3000組の夫婦のビデオを解析して会得したノウハウで、夫婦の仲を見抜くポイントは、いずれかに「軽蔑」の感情がみられるかどうかとのこと。

この「輪切り」という能力は、このような限られたケース、限られた人だけにあるものではなく、誰でも初対面の人に会うとき、新しい状況に直面したときなどに日常的に使っているようで、たった数秒でも輪切りにした断片に注目すればいろんなことがわかってくるという代物です。

仕事柄、採用面接をする機会は多いのですが、短時間で合否を判断する必要が」あることから、確かに「輪切り」をしているような気がします。

今日はこのあたりで。それでは。

第1感  「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)
(2006/02/23)
M・グラッドウェル

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進化しすぎた脳 (ブル-バックス)進化しすぎた脳 (ブル-バックス)
(2007/01/19)
池谷 裕二

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脳が冴える15の習慣(2)

日は、「脳が冴える15の習慣」の続編です。

失敗ノートの作成。
これは自分でも昨年からつくりはじめており、仕事上のミスをその背景、原因分析とともに記録するようにしています。
この本では、小さな失敗の中にこそ大きな失敗を未然に防ぐ警告が含まれており、例えば電車に傘を忘れた場合など日常的なちょっとしたミスもこまめに記録して、その分析を行うことを薦めています。
実は、僕自身が仕事上の失敗ノートを作成しようと思ったのは、司法書士試験の書式対策で間違いノートを作成していたことからヒントを得たのですが、書式対策でも、むしろ小さなミスを記録することが重要でしたので、書いてある内容はとても腑に落ちました。
今後は、生活全般の失敗を記録していこうと思います。
(傘を忘れることはとても多く、ここ3ヶ月に3本失くしていますし、電気の切り忘れ等々で、日常的に奥さんからクレームを受けることもしばしばですので、ネタには困りませんね、きっと・・・)
ある程度記録がまとまったら時点で、このブログでも公開してみたいと思います。

出力を意識して情報をとる。-入力⇒情報処理⇒出力を確認する。
そのためには要点を意識的に捉えて脳に入れることが必要で、そのことにより、使える(必要なときにすぐに取り出せる)記憶を増やすことができます。
人との会話が少ない人はこうした意識が薄く、したがって会話のネタが不足し、もしくはあったとしても会話のやりとりの中で臨機応変に取り出せないため、会話する機会があっても無言の時間帯が多くなり、そうした機会が億劫になるという悪循環に陥るのですね。
逆に言えば、
会話する機会が多い⇒出力を意識する必要性は増える⇒その意識も高まる⇒、会話のネタが豊富になる⇒人と会話の機会が増える (人に話すことを前提に情報を得る)
という好循環を生むのだと思います。
自分は前者タイプで、以前から同じようなことは考えていて実践できずにいたのですが、この部分ついては、無意識レベルにおちるまで、習慣化していきたいと思います。
具体的には、常に「家族に話すネタ、ブログで紹介するネタはないか」「仕事に役立つ情報はないか」ということを意識しながら、情報に触れることを実践していたいと思います。

薄い新書なのですが、とても得るものが多く、忘れた頃にフォトリーディリングするようにしたいと思います。

それでは。
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
(2006/11)
築山 節

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脳が冴える15の習慣(1)

ここ数日、ネットワークのトラブルで投稿ができませんでした。
本日無事修復。

「脳が冴える15の習慣」を読みました。(フォトリーディリング3回、マインドマップ1枚)

脳神経外科医の築山節氏が書いた昨年のベストセラーです。

日常的に簡単にできる15の習慣が紹介されているのですが、自分として取り入れてみたい習慣、印象に残ったことをいくつか。

まず、生活のリズムを安定させ、規則正しく生活すること。人間の脳には、生体として、活発に働きたい時間と休みたい時間の周期を繰り返しており、その周期と生活リズムを一致させることが大切なのだそうです。生活のリズムを失うことはボケの入り口とのこと。

‘脳の体力’を鍛える。(脳トレ)
脳の中で指令塔の役目を果たしている前頭葉と鍛えるトレーニングとして部屋の整理整頓など、日常的な雑用は最適とのこと。そうして小さなことを面倒がらずにコツコツと処理することで‘脳の体力’は鍛えられるようで、それなしに大きなことをやろうとしても上手くいかないことが多いようです。

脳のウオーミングアップ。
起床時に、足、手、口を動かすことで、脳のウオーミングアップをし、徐々に脳の基本回転数を上げていくことが望ましい。
本の中で紹介されているウオーミングアップの習慣の中から、「音読10分以上」を実践してみるつもりです。「散歩」もアイテムの一つにあがっていたのですが、さすがにその時間はとれないので、通勤の駅までの徒歩12分で代替します。

脳の基本回転数を上げる。
脳は、生来怠け者で、楽をしたがるものらしいです。(これを脳の原始的欲求と言うそうです)。
したがって、脳の基本回転数を上げ、ダラダラさせないためには、時間の制約を設けることが大事とのこと。
確かに、忙しくて、膨大な負荷を抱えているとき、納期が迫って急いでいるときなどは、仕事が速くできますよね。
差し迫った状態にないときは、すぐのんびりしてしまう方なので(脳は、生来怠け者で、楽をしたがるということもすごく納得です)、時間の制約を設けることは常に意識していきたいと思います。(「この仕事は、何時間で終わらせる」「午前中にここまではアウトプットを出す」など)
ペース配分としては、朝のウオーミングアップを経て徐々に回転数を上げ、上がったところでやっかいな仕事に取り組み、昼休みクールダウンを経てまた、回転数を上げ、午後のノルマを果たすという感じですかね。

意識して目を動し、フォーカス機能を使う。
目を動かすと脳が動くようです。1時間に一度は意識的に実践するとよいとのこと。

それでは、今日はこの辺りで。この本から学んだことでもう一点書きたいことがあるのでこれについては次回また。

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
(2006/11)
築山 節

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一日の習慣 決め事

一日の習慣、決め事をつくりたいと思っています。

これまでいろいろとな本を読んで習得した習慣、スキルなどを、毎日の行動計画の中に落とし込んで習慣化するのです。

そして、それらの良い習慣、良い行動、良い考え方・心がけ・ミッションステートメントなどを無意識のレベルにまで浸透させることを目論んでいます。

この土日で、何とか完成させたいたお思います。

今日はこのあたりで。

ロジカルシンキングを読みました

ロジカルシンキングを読みました。
(とはいっても実際に読んだ(普通読みの後で、フォトリーディング)のは、2月です。今当時書いたマインドマップを見ながら原稿を書いています。)

マッキンゼーのコンサルの方が書いた本で、フレームワーク、MECEの基本を学ぶことができます。
内容的には高度なのですが、とても読みやすく(ロジカルシンキングを提唱している方が書いた本なのであたりまえと言えばあたりまえですが)、また、すぐに使える実践的な知識を習得することができます。

すぐにでも取り入れたいのは、人とコミュニケーションをとる場合(上司への報告、メールでの連絡など)に、意識すべき点です。

それは、
①課題(主題、テーマ)
②相手方に期待する反応
③答え
です。

①については、そもそものテーマが何であるかを確認するということです。いろいろと考えながらコミュニケートしているうちに、テーマから外れてしまうことは往々にしてあり、そうならないために、常に何が課題なのか念頭においておく必要があるということです。

②については、自分が話をする(あるいは文章を送る)ことで、相手にどういう反応をしてもらいたいのか(単に承知しておいてもらえばよいのか、意見のフィードバックを求めているのか、具体的な行動を期待しているのか 等々)自分自身の中で明確にしておくということです。

③の「答え」は、結論、根拠、方法の3つの要素を要件とし網羅していなければなりません。
課題に対する結論とその裏づけとなる根拠ならびにどのように対応するのかということにまで踏み込まないと‘答え’とは言えないということです。

また、上司への報告などの際は、自分が話していることが、事実、判断、仮説のいずれに該当するのか頭の中で整理し、これらをごっちゃにして話をしないようにすることが必要。
「空(事実)・雨(解釈)・傘(行動)」に分けてということですね。

前提(相手がもっている事前情報、理解度など)を明確にした上で説明するということも忘れがちですが大事なことだと思います。

いずれにしても、評判通りのとても素晴らしい本でしたので、姉妹本のロジカルライティングも読んでみたくなりました。

それでは。

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)
(2001/04)
照屋 華子、岡田 恵子 他

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プロフィール

スーパーEQ

Author:スーパーEQ
現在は、メーカーでサラリーマンをしています。
昭和40年生まれ44才。一児(娘)の父です。
平成19年に司法書士試験に合格しました。週末起業からの開業を目指しています。これからの活動、勉強した内容について、記録していきたいと思います。

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