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成年後見人初心者研修(3)

今日は、先週の日曜日に受講した分について。

◎任意後見契約の相談・契約の仕方
◎任意後見人の実務について
◎後見人の倫理と問題事例

の3単元です。

法定後見と同じく、後見人としてどの範囲まで対応すべきか、線引きがなかなか難しいところがあるようです。
ただ、法定後見と異なるのは、あくまでも契約なので、死後事務についても別途契約の中に定めることで対応することができるという点です。

司法書士は第三者後見人という立場になりますが、様々な状況において倫理上の問題が発生するおそれがあります。しかも、厳密に言えば、法律に抵触するわけではないケースで、倫理上問題になるという場合が多く、なかなか判断が難しいといえます。

例1 被後見人の不動産についての登記を受託する場合
→違法ではないが要注意とのこと。
例2 被後見人が入居している施設との顧問契約
→施設と被後見人は潜在的に利害が相反する関係であり、受けるべきではない
例3 任意後見契約における被後見人からの遺贈の申し出
→結構、ケースとしてはあるそうですが、誘導を疑われる場合があり、マスコミに取り上げられると任意後見制度の信頼が揺らぐことにもなりかねないため断るべき。
(過去にマスコミで槍玉にあがった社会福祉士と医者のケースがあるそうです。)
例4 遺言執行者になること
→非適格事由には該当しないができる限り避けるべき
などなど。 

尚、倫理上の問題が最も発生しやすいのは、任意代理権契約を結んでいる期間だそうです。
任意代理契約は、被後見人の判断能力が低下して任意後見契約が開始するまでの間に、被後見人が任意後見人となるべき司法書士などに代理権を付与して契約行為の代理をしてもらうという契約です。

任意後見契約が開始すると任意後見監督人が付されることになりますが、任意代理契約の段階では、任意後見監督人の監視がないため、報酬の過剰請求など問題事例が過去に発生していたそうで、新聞沙汰になった事例もあるようです。

最後に、講師の方の話の中で印象に残った言葉。

「共感する心と距離をおく勇気」

やはりある程度距離を置くようにしないと、被後見人との関係において、財産管理という本来目的が上手く遂行できないような状態になることもあるそうです。

適度に距離を保つことが双方にとってより良い結果に生むということなんでしょうね。

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テーマ : 司法書士
ジャンル : ビジネス

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プロフィール

Author:スーパーEQ
現在は、メーカーでサラリーマンをしています。
昭和40年生まれ44才。一児(娘)の父です。
平成19年に司法書士試験に合格しました。週末起業からの開業を目指しています。これからの活動、勉強した内容について、記録していきたいと思います。

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