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「虚構のインフレ」を読みました。

「虚構のインフレ」を読みました。

目的は、今後の投資活動の参考とするためです。

著者は、みずほ証券の上野泰也氏で、帯には「エコノミストランキング6年連続第1位」とのふれ込み。

原油価格、穀物価格の高騰の原因と価格上昇に対する反作用の分析を通して日本ではデフレ基調は変わらないとの著者の見解を提示、解説している本です。

専門的な内容がとても分かりやすく書かれており勉強になりましたし、良心的な著者のスタンスが文章の行間ににじみ出ていて、とても好感が持てました。

著者は、原油価格、穀物の高騰は投機の影響を受けたバブルの側面が強く、いずれ価格下落がおきると予測しています。
この本が出版されたのは10月、実際に書かれたのは夏の頃ですが、現在、原油価格は大幅に下落し、著者の予測通りの展開になっています。

また、国内においては、原油、穀物以外にはインフレの兆候は見られず、今後、賃金が上昇する見込みはないことから、中長期的なトレンドとしては、少子高齢化の影響によるデフレ基調が続くと見通しています。
一時期、マスコミなどでスタグフレーション発生の危険性が言われていましたが、その可能性も否定しています。

マスコミでは限られた資源の枯渇、需給バランスの崩壊など恐怖を煽るような報道がなされていますが、価格が高騰すれば、必ずその「反作用」として価格を抑制するための知恵、工夫の種が生まれ、育まれるということが具体例をもとに紹介されており、頼もしく感じました。

マスコミの報道は流れに逆らわない「順張り」になりやすい性質があるので、ムードに流されないように注意が必要という著者の指摘は肝に銘じておきたいと思います。

あとがきに紹介されている「食べ物の値段まで投機の対象にして人を苦しませる」という京都呉服屋社長のコメントと「市場参加者は「世の人のため」ではなく「金儲けのため」に取引する」という著者自身の認識が印象的でした。

最後に、覚えておきたいフレームワークをひとつ。

日本経済の3つの特徴 → ①格差型景気②根強いデフレ圧力③輸出依存

虚構のインフレ―騙されないための裏読み経済学2009虚構のインフレ―騙されないための裏読み経済学2009
(2008/10)
上野 泰也

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スーパーEQ

Author:スーパーEQ
現在は、メーカーでサラリーマンをしています。
昭和40年生まれ44才。一児(娘)の父です。
平成19年に司法書士試験に合格しました。週末起業からの開業を目指しています。これからの活動、勉強した内容について、記録していきたいと思います。

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