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第1感を読んで(2)

前回に引き続き「第1感」について。

印象に残ったことをいくつかあげたいと思います。

プライミング効果。
無意識(潜在意識)が知らず知らずのうちに外界の影響を受けるという現象です。
例えば、文章を並べ替えるというゲームを行って、並び替える文章が疲れた老人を連想させるものであった場合、参加者は、ゲーム終了に部屋を出て行く際に背中が曲がって肩を落とした様子で歩くという現象が起こるとのことで、自分でも気づかないうちに、文章の内容に影響を受けるということが起こるようです。

感情は顔の表情からはじまる。
ポールエクマンという心理学者は、顔の表情を、動く筋肉、動き方の組み合わせをパターン化することで3000種類に特定することで、人の心を読むマニュアルをつくりだしたそうです。
さらに驚くべきことに、一般的には、怒りの感情が怒った顔の表情を生み出すと考えられていますが、実際は、順番が逆で、怒りの表情をすることが怒りの感情を引き出そうです。(そういえば、昔、竹中直人のギャグで、「笑いながら怒る人」というのがあったのを思い出しました)
また、顔の表情は自発的なものと自分の意志で制御できない非自発的なものがあるそうで、後者は束の間の「かすかな表情」として表れ、例えば、自殺を決意した人の表情に一瞬よぎる深い絶望の表情など、人の心をよむ場面では、決定的に重要なヒントになることもあるそうです。
人は、無意識に、相手方のちょっとした表情の変化を察知して、様々なことを読み取っているのですね。

瞬時の判断力。
瞬時の判断をする上では、言語への情報の書き換えや情報過多は、むしろ邪魔になることがあるようです。また、瞬時の判断力は、あらかじめ、その発揮が必要な局面におけるルールを決めておいて、リハーサルを繰り返すことで鍛えることができるとのこと(例えば戦闘地域での判断など)。

総じてわかったことは、人は瞬間の情報処理で、多くの、重要な判断を下しており、しかも、それは無意識に(自動操縦モードで)行われているということ。さらには、情報が多くある場合よりも余計なものをそぎ落として限定された情報から判断した方が、妥当な判断ができる場合が多くあるということです。
無論、瞬間の判断が間違っていることも多くあり(見た目の罠、先入観など)、第1感を信用してよい場合といけない場合を区別して、活用することが必要であることは言うまでもありませんが。

とにかくとっても面白い本ですので、未だ読んでいない方がいればぜひぜひ。

それでは。

第1感  「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)
(2006/02/23)
M・グラッドウェル

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スーパーEQ

Author:スーパーEQ
現在は、メーカーでサラリーマンをしています。
昭和40年生まれ44才。一児(娘)の父です。
平成19年に司法書士試験に合格しました。週末起業からの開業を目指しています。これからの活動、勉強した内容について、記録していきたいと思います。

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