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「ロジカル・ライティング」を読みました。

「ロジカル・ライティング」を読みました。

「ロジカル・シンキング」の実践編で、ロジカル・シンキングの技術を活用して、論理的でわかりやすく書くスキルを解説したものです。
著者は、「ロジカル・シンキング」の著者の一人で、マッキンゼーのコンサルタントの照屋華子さんです。
具体例を示しながら提案書、報告書などをどう作成していくか、詳細に解説がされおり、前作同様に、書いてある内容は、レベルが高いのですが、とてもわかりやすい内容、構成になっています。

 文章を書くためのスキル本ということでは、バーバラ・ミント著の「考える技術・書く技術」が有名です。
 バーバラ・ミントも元マッキンゼーのコンサルタントで、そのスキルの基本的な骨格は、「ロジカル・ライティング」の内容と変わりありません。ただ、「考える技術・書く技術」は英語での文章作成を念頭において書かれたものであるため、日本語固有の問題に対する目配りがなく、また、解説が抽象的、概念的で難易度が高い(とくに問題解決の技術の章など)ことから、馴染みやすさ、わかりやすさという点では、「ロジカル・ライティング」に軍配が上がると思います。

 さて、内容についてですが、基本的な骨格は、テーマと読み手に期待する反応の明確化、so what/why so、フレームワーク、MECEといった「ロジカル・シンキング」の基本要素を文章作成に反映するということなのですが、参考になったのは、日本語表現についての留意点です。

 そこに書いてある、やってはいけないありがちな例の中に、僕が日常的にやっていることがいくつかありました。逆に、やらないように注意していることもあったのですが、注意すべきことを全体網羅的に確認できたという意味でもとてもためになりました。

 例えば「物事の中身を表す」という項目があり、ありがちな例としてあがっているのが、「場合によっては」、「状況によっては」といったフレーズを付帯条件の中身を具体的にすることなく多用するということ。レポート作成などの際に、便利なので使ってしまっています。
 また、アクションの中身を具体的に示さないで、「~を徹底する」「~の活用を図る」など曖昧な表現でお茶を濁すこともよくやってしまってます。
 
 無駄な表現を削る(「屋上屋を架さない」)という視点でも、例えば「共有化を行う(×)→共有化する(○)」といった表現の面、あるいは、「~において(おける)」といった強調のニュアンスのある言葉を無意識に多様しないなど、すぐに役立つ修正点を見つけることができました。

 そして、これは自分自身としての気づき、反省になりますが、これまで自分が文章を書く際に、こなれた(風に見える)表現で、あるいは気の利いたフレーズを使って、文章を上手くまとめることばかりに頭がいき、相手にわかりやすく伝えるという本来の目的からいかに離れてしまっているかということです(これは、文章を書くという局面だけではなく、プレゼン、口頭での報告などコミュニケーションの全般に言えることですが)。

 当たり前ですが、これが一番大事なことですよね。

 いずれにせよ、この本はとてもお奨めです。

 それでは。


ロジカル・ライティング (BEST SOLUTION―LOGICAL COMMUNICATION SKILL TRAINING)ロジカル・ライティング (BEST SOLUTION―LOGICAL COMMUNICATION SKILL TRAINING)
(2006/03/24)
照屋 華子

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スーパーEQ

Author:スーパーEQ
現在は、メーカーでサラリーマンをしています。
昭和40年生まれ44才。一児(娘)の父です。
平成19年に司法書士試験に合格しました。週末起業からの開業を目指しています。これからの活動、勉強した内容について、記録していきたいと思います。

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