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成年後見初心者セミナー(5)

今日は昨日の講義分について。

◎本人死後の事務について
◎知的障害者の理解
◎精神障害者の理解

気になっていた死後事務について詳細な説明がありました。

以前も書きましたが、法の解釈もいろいろでどの範囲まで対応すべきなのか、悩みながら職務を行っている状況のようです。

この死後事務と医療行為の同意については、現場サイドからは、立法上、明確にするように申し入れを行っているとのことですが、国側は及び腰のようです。

これに対して、司法書士側としても信託の仕組みを利用して、組織として受け皿を確保する方策を検討しているようです。

精神障害者、知的障害者の実態については、各々、福祉の立場で取り組みをされている方が講師で、現場サイドでの福祉の最前線の活動状況を垣間見ることができました。
知的障害者については、山本譲二さんの著作(「獄窓記」「続獄窓記」「累犯障害者」)を読んで、福祉の実態についてある程度の知識はありましたが、直接、現場の方のお話をお聞きしてあらためて認識を深めることができました。

さて、4日間の研修を終えての感想ですが、他人の財産を管理し、生活面での支援をするということは、当たり前のことではありますが、とても大変なことだなということです。

そして、成年後見人という立場で関っている司法書士だけではなく、福祉関係者も含めて、現場では、悩み、思考錯誤しながら、各々の職務を遂行している実態を知ることができました。

今は、一歩を踏み出すために、何をすべきか考えて実践していきたいと思います。

テーマ : 司法書士
ジャンル : ビジネス

成年後見人初心者セミナー(4)

今日は、おとといのセミナー内容について。

◎執務報告の仕方・報酬付与の申立・地区担当者の役割等
◎保佐人・補助人の実務について
◎認知証の理解

執務記録はできるだけこまめにつけて、きちんと整理しておくべきとのこと。

例えば被後見人本人、関係者(ケースワーカーなどの福祉関係者)との面談の記録や役所への手続きの記録など。こうした事務日誌のようなものは、家庭裁判所やリーガルサポートへの報告にあたって提出する必要はありませんが、何かあった場合にそなえて書き留めておくことが肝要です。
いつどの時点で、どういう親族の方から、どんな問い合わせ、指摘を受けるかはわからず、適確に対応できるようにしておく必要があるからです。

こうした日常的に作成した執務記録をベースに、家庭裁判所やリーガルサポートへの所定の報告を行うのが一般的なようです。

認知証については、訪問診療を専門で行っている医師の方が講師で、まさに「認知証 最前線」というような内容でした。

一見、普通に見える人の方が実は重度の認知証で見落とされがちだったり、施設では対応できず退所させられご家族が苦労して介護しているケースなど実際の症例を交えた説明がありました。

講師の方は、在宅認知証ケア連絡会という医師、福祉関係者、司法書士、行政担当者からなるネットワークを主催されていて、地域での連携を図るようにしているそうです。

今日はとりあえずこのあたりで。

テーマ : 司法書士
ジャンル : ビジネス

成年後見人初心者研修(3)

今日は、先週の日曜日に受講した分について。

◎任意後見契約の相談・契約の仕方
◎任意後見人の実務について
◎後見人の倫理と問題事例

の3単元です。

法定後見と同じく、後見人としてどの範囲まで対応すべきか、線引きがなかなか難しいところがあるようです。
ただ、法定後見と異なるのは、あくまでも契約なので、死後事務についても別途契約の中に定めることで対応することができるという点です。

司法書士は第三者後見人という立場になりますが、様々な状況において倫理上の問題が発生するおそれがあります。しかも、厳密に言えば、法律に抵触するわけではないケースで、倫理上問題になるという場合が多く、なかなか判断が難しいといえます。

例1 被後見人の不動産についての登記を受託する場合
→違法ではないが要注意とのこと。
例2 被後見人が入居している施設との顧問契約
→施設と被後見人は潜在的に利害が相反する関係であり、受けるべきではない
例3 任意後見契約における被後見人からの遺贈の申し出
→結構、ケースとしてはあるそうですが、誘導を疑われる場合があり、マスコミに取り上げられると任意後見制度の信頼が揺らぐことにもなりかねないため断るべき。
(過去にマスコミで槍玉にあがった社会福祉士と医者のケースがあるそうです。)
例4 遺言執行者になること
→非適格事由には該当しないができる限り避けるべき
などなど。 

尚、倫理上の問題が最も発生しやすいのは、任意代理権契約を結んでいる期間だそうです。
任意代理契約は、被後見人の判断能力が低下して任意後見契約が開始するまでの間に、被後見人が任意後見人となるべき司法書士などに代理権を付与して契約行為の代理をしてもらうという契約です。

任意後見契約が開始すると任意後見監督人が付されることになりますが、任意代理契約の段階では、任意後見監督人の監視がないため、報酬の過剰請求など問題事例が過去に発生していたそうで、新聞沙汰になった事例もあるようです。

最後に、講師の方の話の中で印象に残った言葉。

「共感する心と距離をおく勇気」

やはりある程度距離を置くようにしないと、被後見人との関係において、財産管理という本来目的が上手く遂行できないような状態になることもあるそうです。

適度に距離を保つことが双方にとってより良い結果に生むということなんでしょうね。

テーマ : 司法書士
ジャンル : ビジネス

成年後見人初心者セミナー(2)

今週の土日も先週に引き続き成年後見人初心者セミナーの受講です。

忘れないうちに、先週の分から記事にまとめてみます。

先週の土曜日は、

◎法定後見等の相談、申立と審判前の保全処分について
◎成年後見人の実務について
◎知っておきたい各種公的制度の活用について

の3単元でした。

まず大変だと感じたのは親族との関係です。

成年後見の申立の必要性はあるのに、費用がかかるため親族に申立を断られ、市町村長申立の働きかけをしなければならない場合もあるとのこと。

ちなみにこうした場合、自治体によって温度差があり、申立を引き受けてくれない場合があるそうです。

案件によっては、被後見人本人がなくなった場合に、遺産分割の手続きをとる必要が生じるケースなどでは、相続人の間の調整をしなければならないケースもあります。

これも以外と多いそうですが、親族が被後見人本人の財産をくいものにしている場合などの対処も大変です。当然のこととして、被後見人本人の財産管理を行う立場である後見人はこうした親族と対峙しなければならない場面もあります。

そして、後見人のやるべきことが広範囲なことに少しびっくりしました。とくに身寄りのない方の後見人になった場合には、本来親族がやるようなことまで対応しているようです。

そのひとつが死後事務です。身寄りのない方が亡くなった場合に、ご遺体の引き取り、財産の処分などなど、やる人がいなければ、成年後見人がやらざるを得ないといいます。本来は職務の範囲外のことであり、やってはいけないことですが、皆さん悩みながらも「事務管理」として処理しているようです。

講師の方のエピソードで、身寄りのない方が脳梗塞で倒れた際に、延命措置を施すかどうかの判断を医師から求められて悩んだという事例が紹介されました。

どこからどこまでが職務なのか考えさせられる事案です。

最後に、各種公的制度の中には知っていると得をする様々な制度があることがわかってためになりました。

例えば、税金の特別控除の中に、「おむつ代の医療費控除」というのがあるそうです。(渋谷区だけですかね?)

また、満65歳以上で介護を受けているケースでは、その症状によって、市町村長などの認定を受けるとで、税金の障害者控除の適用を受けることができる場合があるようです。

障害者に対する福祉手当なども含めてこのあたりのことはきちんと勉強しておいた方がいいですね。



テーマ : 司法書士
ジャンル : ビジネス

成年後見人 初心者用セミナーに参加しました。

昨日、今日とリーガルサポート東京支部主催の成年後見人 初心者用セミナーに参加してきました。

カリキュラムは、

昨日が、①法定後見等の相談、申立と審判前の保全処分について、②成年後見人の実務、③知っておきたい各種公的制度の活用について

今日が、①任意後見契約の相談・契約の仕方、②任意後見人の実務、③後見人等の倫理と問題事例

という内容で、それぞれ1.5時間づつの講義です。

講師の方々の実体験を交えた実務的な講義内容で、かなり面白かったし、有益な研修だったと思います。

研修を受講してみての感想などはまたあらためて。

今日は、平成20年度の司法書士試験でした。

Wセミナーの山本講師、姫野講師のブログを拝見した限りでは、択一、記述式ともに昨年より難易度は上がったようですね。

択一は午前の難易度が高かったようですし、記述式はかなりくせ問だったみたいですね。

何はともあれ、受験生の皆さん、大変お疲れ様でした。



テーマ : 司法書士
ジャンル : ビジネス

司法書士 無料相談会

先日、無料相談会に陪席相談員として参加してきました。

前回は「クレサラ」でしたが、今回2回目は、分野は「成年後見」です。

前回同様に、メインの相談員の方は、いろんなことを知ってらっしゃっていて(当然のことではありますが)、横で応対を聞いているだけでいろいろな知識を得ることができました。

成年後見人は、身内の方がなった方がよい場合と第三者が就任した方がよい場合とケースバイケースでいろいろなのですね。

成年後見については、7月の初心者向け研修にも参加する予定ですのできっちり勉強したいと思います。

 ところで、全く関係ない話ですが・・

最近、日清のカップヌードルに、エコタイプの詰め替え用があるのですね。

値段はカップに入った従来タイプのものが150円、中身だけのエコタイプが110円です。
(ということは単純にカップだけで40円前後のコストがかかっているということですね。)

「すぐおいしい、すごくおいしい」の「チキンラーメンにも詰め替え用がありましたが、カップタイプではないインスタントものと何が違うのでしょうか?(そもそも「チキンラーメン」のインスタントものはお湯をかけてそのまま食べれるもののはずですので)

それでは。

テーマ : 司法書士
ジャンル : ビジネス

司法書士無料相談会

先日、初めて東京司法書士会の無料相談会に参加しました。

とはいっても陪席相談員としての参加ですので、隣で相談のやりとりを聞いているだけです。

分野はクレサラ。

きちんと下調べをしてからいけばよかったのですが、やりとりの内容についてはだいたい理解することができました。

「過払い」等についてはネットでも様々な情報が流布しているので、専門的な知識を得ようと考えればすぐにできそうです。

相談者の方もそういった情報を当然チェックした上で相談にきているようで、詳しい方が多かったです。

話を聞いていての感想ですが、クレサラ問題も結構おもしろそうだなとの印象を持ちました。

ただ、簡裁訴訟代理認定がないと仕事にならないそうなので、今は無理ですね。

来年の認定試験にトライするかどうか少し時間をかけて検討をしてみたいと思います。
(試験勉強自体はよいのですが、研修に時間を割けるか否か、が問題です。)

それでは。

テーマ : 司法書士
ジャンル : ビジネス

成年後見人初心者用セミナー

7月に成年後見センター・リーガルサポート東京支部の「成年後見人初心者用セミナー」に参加します。

土日×2回で計4日間。

1科目1500円×12科目で計18000円。

時間の面でも費用面でも結構な負担ですが、成年後見人として登録するためには必須の研修なので、以前から受講することは決めていました。

今年に入って司法書士登録をして以降、東京司法書士会とリーガルサポートが開催する研修には殆ど全て参加してきました。

ひとつひとつの活動を着実にこなしていくことは、モチベーションを維持して目標を見失わないために必要ですし、これまでの活動については自分なりにきちんと評価すべきだと思います。

目標に向かう過程の中で億劫さや煩わしさはどんな成功者でも感じたことがあるはずで、目標に向かってとにかく具体的な行動を起こすことでしかそれを乗り越えることはできないと思います。

研修の内容については事後あらためて。それでは。

テーマ : 司法書士
ジャンル : ビジネス

成年後見関連の研修【司法書士の仕事】

成年後見センター・リーガルサポート東京支部の研修に参加しました。

「任意後見制度をめぐる司法書士倫理」と題する、成年後見センター・リーガルサポート前理事長による1時間の講話です。

任意後見契約を締結する際の留意点について事例を交えて説明がありました。

契約を締結するとはいっても、人と人の関係です。

ただ単に、役割を果たしていればよいということではなく、倫理上、心がけておかなければならないkとは多いようです。

もう少し具体的な事例について経験者の話を聞いてみたいですね。

それでは。

テーマ : 司法書士
ジャンル : ビジネス

司法書士 常設相談員研修

昨日、東京司法書士会主催の常設相談員研修に参加してきました。

東京司法書士会では定期的に無料相談会を開催しており、相談員に登録するにはこの研修を受ける必要があります。

内容は、相談スキル(傾聴、コーチングなどのコミュニケーションスキル)と相談を受ける際の留意点について、3時間のビデオ講義です。

今後、この研修を皮切りに、陪席相談員(主席相談員の隣に同席させてもらいます)としての経験を積み、正式に主席相談員として登録されることになります。

相談会は、裁判、クレサラ、成年後見、登記の4分野毎に行われますが、陪席相談員は各分野2回が限度となっていて、2回経験したあとは自動的に席相談員となります。

既に、6月開催の相談会に3回陪席相談員として参加することが決定しており、何とか7月中には主席相談員として登録され、以降、相談会に参加できるようにしたいと思います。

来週は成年後見センターの研修です。

それでは。


司法書士会の研修に行ってきました

23日(水)、東京司法書士会の研修に行ってきまし

た。


テーマは「敷金、賃貸、明け渡しトラブル110番」で、4/27に行われる平成20年度第1回常設法律相談員研修という位置づけです。
(僕も陪席相談員の申し込みをしていたのですが、申し込みが遅かったため、先着順に漏れてしまいました。ただ、無料相談員の登録だけは手続きを済ませました。)

内容としては、主に、不動産の賃借人からの相談を想定した、契約満了時の敷金の取り戻し等に関する最近の判例動向についての解説です。

 恥ずかしながら、敷金は、現在の判例では、全額取り戻すことができるということを初めて知りました。取引慣行として一般的に運用されており、原状回復のための修繕費に充当されるというのが常識的な考え方、ルールだと思いますが、そうではないようです。

 原状回復については、国のガイドラインというのが策定されており、
①経年劣化による損耗
②通常使用によって生じる損耗
③賃借人の故意・過失、善管注意義務違反等通常の使用を超えるような使用による損耗
 のうち、①と②は貸主負担とすべきと定められています。

 このガイドラインは、法規範として主張できるものではありませんが、平成17年の最高裁の判例でも「通常損耗について賃借人の原状回復を負わせるのは賃借人に予期していない特別の負担を課すことになる」としており、この論点についは決着済みとの認識でよいようです。
(無論、個別の争いの中では、②と③のいずれに該当するのか争われることになりますが。)
 
 また、当該判例では、通常損耗について、原則を曲げて賃借人負担とするためには特約が必要で、かつ特約が明確に合意されていることをもとめています。
 本事案では、相手方である貸主は、大阪府の住宅供給公社であり、通常損耗について賃借人負担とする特約についてきちんと書類を作成し、それなりに丁寧に賃借人への説明を行っていたにもかかわらず、貸主側の主張が斥けられており、「特約についての明確な合意」にはそれなりの厳格性が要求されるようです。

 関西地方で慣例的に実施されている「敷引き」、敷金と同様の趣旨で設定されている「保証金」についても、賃借人有利の判例があり、やはり決着済みとのこと。
 (但し、「敷引き」については、金額のうち一部を有効とする判例もあり、ややまだら模様。)
 
 唯一、決着が付いていないのが「更新料」で、賃借人有利の判例、賃貸人有利の判例の両方あるとのこと。
 現在も2つの裁判が進行中で、両方とも最高裁までいくでしょうとのことでした。 

 数年前に賃貸アパートを退去した経験があるのですが、その際は(独身時代だったのでまあ使い方も荒っぽかったのは事実ですが)、賃貸業者の言いなりで、敷金全額を修繕費に充当してしまいました。「本来であれば、追加で費用を徴収させてもらうところだが」とまで言われた記憶があります。
 当時は未だ敷金全額返還は当たり前という風潮がなかったとはいえ、今から思い返すと悔しい限りですね。

 それでは。

司法書士の集まりに参加しました(2)

さて、今日は、開業後に中心に据える分野についての考察です。

 クレサラを中心に業務を行っている方にお聞きしたところクレサラは下火とのことです。
 法改正の影響もありますが、既にやり尽くして、顧客(すなわち借金で苦労している人)が少なくなっているようです。
 また、クレサラをやるのであれば簡裁訴訟代理の認定は必須(ないと貸し手から相手にされないようです)とのことで、しばらくは認定研修の時間をとれないので、この分野は難しそうです。

 成年後見については、まだ手探りで仕事を進めているような状況で、全員がスタートラインに立ってヨーイドンの状態とのこと。
 先行者にアドバンテージが少ない分、これから開業する司法書士にも充分チャンスがある領域のようですし、成年後見を希望する司法書士が少ないため、競争が少ないという意味でも取り組む価値はありそうです。
 収入面は良くわかりませんが、先輩の一人は「まあ食えると思う」と仰ってました。
(「食える」というのはどの程度の稼ぎを意味するのでしょうか?)

 何人かの方に企業法務はどうですか?と聞いてみましたが、都心ではあるが、それ以外の地域では殆ど案件はないとの回答でした。 
 僕としては、最も興味がある分野なのですが、僕が登録した地域の司法書士の方々は、やはり登記(それも不動産)が中心のようで、どなたも全くそういったアプローチを考えていないようでした。
 確かにM&Aのような大掛かりな仕事はないと思いますが、中小企業をターゲットにすれば、ワンストップの法務相談窓口ような存在に対するニーズがありそうな気がします。
  企業法務という角度から仕事を広げている方がいないがゆえに、そこを自分のセールスポイントにして競争優位のポジションを確立することができるのではないか、それが戦略になるのではないかと漠然と考えています。

 また、とくに中小企業では人事労務がらみのニーズはあるのではないかと思います。
 無論この分野は社会保険労務士の領域ですが、ここで付加価値をつけて司法書士業務につなげていく余地はあるのではないかと。

 他の司法書士の方々もそうですが、司法書士になる前のバックグランドを活かして専門領域をつくる方が効果的のようで、僕的には、企業での人事労務の経験があるということを売りにできないかと思っています。

 と、いろいろと考えましたが、どうやって実行に移すか、そのための具体的な行動をどう設定するか、これがとても大きな課題です。
 
 それでは今日はこのあたりで

司法書士の集まりに参加しました。

先日、司法書士の集まりに参加しました。

懇親会に参加した方々とは、直接お話させていただくことができたのですが、皆さんとても気さくな方々でした。そして、良く働いて、良く遊ぶという印象です。

さて、まず僕的に一番聞いてみたかった開業時の顧客開拓について。

企業からの仕事は、税理士から紹介されることが多いそうです。
開業後に地域の税理士に挨拶状を出すというのがひとつのパターンのようですが、税理士の数は、司法書士の6倍で、挨拶状の数も半端ではないようです。ただ逆に言えば一人の司法書士につき税理士6人という割合であり、可能性はあるということですし、一方で、最低でも6人の税理士をつかまえなければ話にならないということです。

また、ある方は、銀行、不動産業者に対して、開業の挨拶に回って、いわゆる飛込みの営業をしても、殆ど効果がなかったと仰っていました。当然のことながら既にお抱えがいて、他の司法書士に乗り換えることは期待できないのでしょう。バブル時のように仕事が列をなして待っているときであれば別でしょうが・・。

そして、分かったことは、それぞれの開業前のバックグランドに応じて開業後の状況も異なるという至極当たりまえのことです。

やはり多いのは、補助者経験者です。
若くして合格したもののあえて補助者で経験を積んだケース、補助者をやりながら試験に挑戦して、晴れて開業したケースなど、いろいろですが、開業後、すぐに顧客を掴んで不動産登記中心にバリバリやっているという印象です。

事前に補助者の経験がなく、配属研修だけ受けて開業した方も2名いらっしゃいました。その1名の方は、わからないことは、司法書士の仲間に聞いて覚えたそうで、とにかく法務局に行けば誰かいるからわかないことはそこで聞けばいいと腹をくくっていたそうです。
またもう一方の方は、親類に税理士開業されている方がいらっしゃるとのことで、そこから仕事を広げて、今や不動者業者を顧客にバリバリ仕事をしている印象でした。

過去の金融関係の業務経験を活かしてクレサラ中心に活躍している方もいらっしゃいました。この方は登記はあまりやっていないようで、今後は成年後見に力を入れていきたいと仰ってました。成年後見の現状の取扱い件数をお聞きしたら6件とのことでした。

さて、直接、現役司法書士の方々と触れ合う機会があり、いくつか参考になる話を聞くことができました。これを踏まえ、次回は、自分としてどの分野を中心に、どのような司法書士活動を目指していくのかについて考察してみたいと思います。

それでは。

司法書士の皆さんと

近々、司法書士の、とある集まりに出席することになりました。せっかくの機会ですし、懇親会もセットされているとのことですので、事前に、先輩の皆様方に質問したい項目、ポイントについて頭の中を整理しておこうと思っています。

現状はまだ何も(ほんとに何も)わかっていないので、聞きたいことはやまほどありますし、それ以外に聞いておいた方がよいことがあるのかどうかすら把握できていない状況です。
とりあえずは、今思いつくことをひとつづつお聞きして、ノウハウを増やしていきたいと考えていますが、さしあたっては、やはり顧客開拓のやり方については聞いてみたいですね。

仕事の関係で弁護士の方とは話をした(というか相談ですね)ことはありますし、お酒の席を供にしたこともありますが、司法書士の方とは、一緒に飲んだことはないのはもちろんのこと、話をしたこともないので、楽しみです。

とにかく、ないないづくしの自分にとってはとっても貴重な機会ですので、有意義な時間にしたいと思います。

その内容は、後日、記事にできればと。それでは。

東京司法書士会主催の研修に参加

24日(月)に東京司法書士会とリーガルサポート東京支部主催の研修に参加してきました。
仕事帰りで、途中とても眠くなったのですが、3時間の講演を頑張って聞きました。

お題は、「成年後見制度と国際私法」です。

内容は、在日韓国・朝鮮の方など、日本国籍以外の国籍を有している方の成年後見を受ける場合に、法律上、留意すべき点についてです。

日本の国際私法として、「法の適用に関する通則法」という法律があり、その第35条で、「後見、保佐、又は補助は、被後見人、被保佐人、被補助人の本国法による」と規定されています。

つまり、外国の方については、日本の法律が適用されないということ。

成年後見での一環で扱うケースが多い「相続」についても、日本の民法ではなく、それぞれの国の法律が適用されるということです。

例えば、韓国の法律では、兄弟姉妹の配偶者についても相続人となる可能性があり、日本の民法では「相続人不存在」となるケースでも、注意が必要とのこと。

また、こうしたことを判断する前提で、国籍についても、過去の経緯を踏まえ、理解しておく必要があります。その具体的な内容についてもお聞きすることができました。

これらは、すぐに具体的に役立つ知識とは言えませんが、頭の隅においておく必要がある内容ですね。

それでは。

伊藤塾 蛭町講師の信託法改正オープンスクール

今日は、久々に伊藤塾に行って、ビデオブースで昨年9月に行われた蛭町講師の信託法改正オープンスクールを受講してきました。

伊藤塾のオープンスクールは無料にも関わらず全くの手抜きなしで、相変わらず質の高い蛭町講師の講義はとてもためになる内容でした。


内容は、昨年9月に施行された信託法の改正情報とこれに伴う不動産登記法の改正についてです。不登法よりも実体法たる信託法に時間を割いて丁寧な説明があり、さすがは蛭町講師と思いました。

とてもうれしかったのは、昨年10月の口述試験以来、全く勉強していなかったにも関わらず、蛭町講師のハイレベルの講義に難なくついていけたことです。
無論、信託の登記は、受験生時代に、不登法の択一対策で勉強していたので、それなりの知識はあったのですが、信託法自体は初めてでしたので、そのような気持ちになりました。

これからも伊藤塾のオープンスクールは利用させていただくつもりです。伊藤塾のオープンスクールは絶対にお勧めですので、まだ受講したことがない受験生の方は、一度参加してみた方がよいと思います。

それでは。

司法書士営業セミナー

今日は、㈱コンサルティングファーム社主催の司法書士事務所向けの営業セミナーに参加してきました。

講師は、㈱コンサルティングファームの代表者である山口毅さんです。

まだまだ、積極的な営業展開をできるような状況にはないのですが、ネットワークづくりになればと思って参加してみました。

参加者は10数名で、セミナー終了後に、山口毅さんから名刺交換をする時間をつくって頂いたのですが、そもそもまだ名刺をつくっていないことと、何の経験もない自分が司法書士として自己紹介することはおこがましいとの思いが頭をよぎり、結局、参加者の方とご挨拶することはできませんでした。

ただ、帰り際に、講師の山口さんから名刺を頂戴し、これからも遊びに来てくださいと暖かいお言葉をかけていただきました。

セミナーの内容ですが、気づき、ヒントとなるお話を聞くことができて良かったと思います。

◆銀行に営業をかけた場合、銀行から直接仕事を請けようとするのではなく、銀行の顧客(融資先)から仕事を得る方法を考えるべきとのこと。
そのためには、融資先が困っていることを把握し、銀行の担当者に、その一助となるような何らかのツール(例えば法改正についてのパンフなど)を提供することが必要。
これにより、銀行担当者としては融資先の満足を得ることができるし、自分としても事務所の宣伝をしてもらえることになり、いわゆるwin-winの関係を築くことができる。
ようは、銀行担当者に自分の営業マンになってもらうということ。

◆例えば企業法務コンサルをするのであれば、クライアントのビジネスモデルを把握し、法的な面でどういうことが課題・問題となる可能性があるのか、判例等でおさえておく。

とにかく今は、ひとつでも多くこういう場に参加し、業界の実情に触れていきたい思っています。
㈱コンサルティングファームさんのセミナーにもまた別な機会に参加したいと思います。

それでは。

司法書士開業に向けて(2)

今日は2冊の士業開業本について。

1冊目は、資格起業家になる!成功する「超高収益ビジネスモデル」のつくり方

 行政書士の横須賀てるひさ氏の著作です。

 参考になったことは、専門の中の専門を持つ(「会社設立専門の行政書士」など)ことで紹介を受けられやすくなるということ。
 確かに「会社設立業務の依頼者が単なる行政書士と会社設立専門の行政書士のどちらに依頼するかは明白」ですね。
 
 それと、「資格業の仕事はそう簡単には発生しない お客様の都合に100%左右される(例えば相続など)」「資格業は完全に受注型のビジネスで、時間と労力がかかる」「単発の士業ビジネスは、お客様のタイミングに左右される。今月まできていても来月からいつなくなるかわかならい」という点も納得です。
 したがって、「資格業の仕事を獲ることにこだわらず、資格業にとらわれないビジネスを展開し後から資格業の仕事が入ってくる仕組みを構築すべき」「不安定かつ受注型の資格業をビジネスの中心におくべきではない」と説いています。

 その際には、「資格業の仕事を依頼する人が欲しい商品やサービスを提供する」ことが大切で、「超高収益ビジネスモデルはコンサルティング型・コンテンツ型」とのこと。

もう1冊は、士業のための開業3ヶ月で月収100万円にする法

行政書士の長渡恒久氏の著作です。

参考になったのは、

・ニッチトップを目指す戦略
「税務相談・記帳代行・経営計画作成」というのは税理士であれば誰でもやる仕事であり、スーパーが「食料、日用品置いています」というのと変わらない。

・NPO法ができたときにNPOの設立、助成金に特化して稼いだ行政書士(新しい仕事の創造)の事例。

・狩猟採集型と農耕牧畜型(既存顧客の開拓)の2パターンあり。開業当初から成果をあげるには狩猟採集型の営業が不可欠であるが、次に継続して安定的な受注を得るためには農耕牧畜型の営業に移行していくことが必要。
単発の仕事が多い司法書士、行政書士・・狩猟採集型向き
顧問客の多い税理士・・農耕牧畜型  
発想を変えて単発の仕事が多い司法書士が農耕牧畜型の顧客開拓法を身につければ武器になる。

 その他、名刺・チラシ・小冊子の作り方からネットの活用の仕方まで、すぐに使えるノウハウが網羅的に紹介されている。

 昨日の投稿にも書きましたが、今やネットの活用は士業で成功するための必須アイテムのようですが、それだけでは近い将来、限界がくるような気がします。

 そして昨日の丸山学氏も含めて皆さん、士業にコンサルティングを組み合わせ、複数の収入先を確保し、各々の相乗効果もあって現在の成功を手にしていることはとても参考になりました。

それでは、また。



司法書士開業に向けて

司法書士開業準備の一環で、資格で起業 ノーリスクで年収3000万円稼ぐ方法を読みました。

 行政書士として活躍している丸山学氏の著書。

 紹介されているノウハウは、どれもこれも、誰でも、お金をあまりかけずに、ある程度の努力で実践できるもので、士業として独立開業するにあたっての、まさに具体的な手法、ノウハウがぎっしり詰まったとても有益な本だと思います。

 それは、資格を活用して’起業’するためのノウハウであり、単に資格を取得して独立するだけでは継続は難しく、資格を活用して起業する意識を持たないとビジネスを拡大することはできないと説いています。

内容としては、

◆マーケティングの考え方 

 ・見込み客の確保〔氏名・住所・アドレス等の情報収集、有益情報の発信〕
  セミナー等への参加(名刺交換)、ホームベージ、メルマガ、小冊子、事務所ニュース
  *情報は出し惜しみしない

 ・新規顧客獲得
  *相談者に本気で尽くしてあげること

 ・UPセル(依頼量を増やす)
  *顧客にとって利益になるサービスを提案すること

 ・リピーター化(繰り返し買って頂く)
  コニュニティ化(得意顧客向けのセミナー開催、事務所ニユースの配布など)
  資格業務以外との組み合わせで稼ぐ

 著者の場合は、会社設立業務と起業コンサル(セミナー開催、ビデオ販売など)を組み合わせています。当然、資格業務と関連性の強いものでなければ意味がありません。

◆タイミングを捉えて需要開拓
 法改正で資本1円での株式会社設立が可能になった時期に「資本1円で株式会社設立する手続き」に特化して、新規顧客を開拓し大成功。

 とくに印象にのこった点は、資格ビジネスは労働集約型の事業であり(行政書士であれば書類作成業務という労働に対して対価を得るかたち)、それだけでは、業容拡大に限界があるということ。(あくまでも‘事業’としてみた場合ということですが)

 これは登記を生業とする司法書士にも当てはまることだなーと思いました。

 また、お客様が士業に依頼する際のそもそもの目的にまで遡り、お客様の意向を明確に意識してサービスすることが重要という点も非常に印象的でした。
 例えば、お客様が行政書士に会社設立の書類作成の依頼するということは、書類の作成自体が目的なのではないことは当然のこと、会社設立自体が目的なわけでもなく、会社を設立して事業を起こして成功することが本当の意味でのお客様の目的であるということを念頭におくということです。

 丸山氏ご本人も、行政書士の資格に合格後、これといった経験を持たないなかで、開業し、現在、多くのお客様の支持を受けているということで、ある意味で、とても勇気付けられました。(もちろん、そのためには、様々な試行錯誤を繰替えし、努力をされた結果だと思います。)

 ただ、きちんと調べてみたわけではありませんが、現在、ネットを使った顧客開拓の方法を活用している士業の方はたくさんいらっしゃると思いますし、今後増加していくことは間違いないように思います。
 したがって、近い将来、こうした手法が一般的になり、それほどの効果が期待できなくなることも考えられます。
 仮に、この手法で上手く士業を起動にのせることができたとしても、安閑とはしていられないのだと強く感じました。

それでは。


 

司法書士として

初めて司法書士の仕事について書きます。

当面は、今の仕事を続けながら、自宅での開業というスタイルになります。

通常は、補助者として1年くらい実務経験を積んでから開業というのが一般的ですが、諸般の事情からいきなり開業することに踏み切っています。

本当は、特別研修にも参加したいのですが、これも当分無理そうです。

とにかく実務経験がゼロなので、東京司法書士会の研修、成年後見センターリーガルサポートの勉強会には、時間が許す限り積極的に参加し、必要な知識、ノウハウを貪欲に吸収していくつもりです。

それと、セミナーの類に参加して、できるだけ広範囲の方と知り合うことができたらと考えています。

今のところ思いつく「行動」はこれぐらいです。

チラシをつくって配布することもできなくはないですが、仕事を続けながらなので、無責任な営業をするわけにもいかないので。



ないないづくしのスタートで、本当に司法書士として仕事をやっていけるのかどうか不安な一方で、何とかなると思っている自分がいます。

とにかく第一歩は踏み出しました。
これからリアルタイムで活動内容を紹介していきたいと思っていますので宜しくお願いします。

それでは。
プロフィール

Author:スーパーEQ
現在は、メーカーでサラリーマンをしています。
昭和40年生まれ44才。一児(娘)の父です。
平成19年に司法書士試験に合格しました。週末起業からの開業を目指しています。これからの活動、勉強した内容について、記録していきたいと思います。

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